外資コンサルのグループディスカッション
筆者は夏:GD敗退、秋:GD関東にて2回とも突破、面接で敗退です。
以下は秋の1回目のGDです。2回目のGDもあまりレベルに差はありませんでした。
■某外資コンサルのグループディスカッション
5人で面接官1人、30分。
お題:東京と大阪間の長距離バスの市場規模を見積もって、売り上げを1.5倍にするにはどうしたらいいか考えよ。
※これは僕のブログのどの例題にも言えることですが、自分でもペンを取って考えてみてくださいね!もちろん以下の答えは絶対的なものではありません。
●まず市場規模を見積もる
最初に5分考える時間をくれる。その後5人でディスカッション。全員で出た結論:
→バスの一週間に出発する本数を出して、単価をかける。
区分:1日あたりバス発着数、定員、価格、乗車率
平日:30本/日、40人/本、6000円/本、0.7
土日:40本/日、40人/本、7000円/本、1
平日500万円+土日1200万円=1700万円/週
→1年間50週のうち
普通の期間:38週
繁忙期:12週(収入2倍)
つまり62週分
→1700万円/週×62週/年=10億円/年
●次に売り上げを1.5倍に拡大する
高速バスの利用目的を観光利用とビジネス利用に分ける。
ターゲットを男性と女性に分ける。
すると高速バスの
男性の観光利用客数 :小
男性のビジネス利用客数:中
女性の観光利用客数 :小
女性のビジネス利用客数:小
一方で、大阪-東京間の移動者数は
男性の観光利用客数 :中
男性のビジネス利用客数:特大
女性の観光利用客数 :中
女性のビジネス利用客数:小
ということで、差が大きい男性のビジネス利用客数が大きなマーケット。
ここで高速バスの競合を自家用車、電車、飛行機と設定する。
提供できている便益は
便益 :安さ、発着頻度、快適さ、時間
自家車:? 、 ? 、 ○ 、×
電車 :△ 、 ○ 、 △ 、○
飛行機:× 、 × 、 △ 、◎
高バス:○ 、 △ 、 △ 、×
※以上で打ち切られた。以下は、「こういう結論を出せればもっと良かったな」と終了後思った感想。
所要時間はかえられない。発着頻度もバスの本数が限られており、繁忙期はこれ以上増やせない、また閑散期は本数を増やすと採算が取れないことから増やしにくいと考えられる。
そこで男性のビジネス利用客向けに、快適さを追及した高価格帯のバスを提案。
数量感を示せたらもっと良かったと思う。
■解説
5人でのGDですが、いかに頭のキレを見せられるかが重要なようでした。
こちらもどうぞ GD全体に言えるポイント
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