グループディスカッション - BCG理系向き戦略コンサルセミナー
戦略コンサルタントは理系の大学院生がなる率が高い。
しかし、理系の大学院生は忙しく、コンサルタントという職業への理解がないまま研究職その他の職業へ就くことが多い。そんな理系の大学院・学部学生向けに実施されたセミナー。
前日に京都にTOEICを受けに帰るつもりだったけど、受けることにした。
成長できたという面では、京都に帰るのにも引けをとらないと思っている。
例によって戦略コンサルB社の説明と、コンサル業務体験ということでGDがあった。僕はひたすら書記を担当。
セミナー終了後に友達と話をするが、その際に貴重な指摘をしてくれた。新宿で雑談しながら食事をした後、彼は東京に泊まり、僕は夜行バスで帰る。
充実した一日だったと思う。
■セミナー終了後の話
これまででGDについて、課題点が見えつつあったんだ。
それは、「みんなの納得を得ること」。
それができなかった原因について、食事を一緒にした友達は、以下のように指摘をしてくれた。
実はこの指摘、すっごく自分の中で重要だった。これまで書いてきたように、自分は相手の「納得」を得るのが課題だったが、そのための具体的な解決策はなかなか分からなかったからね。
内容は、
「キャプテンは例え話をあげるときもそうだけど、「数字は**だと思う」とか、「一般的にはこうやんか?だから・・・」と話を進める。
でも、聞いている人にとっては、「絶対な数字」でもないし、一般的な意見ではない。
素質はあるのに、言葉遣い一つで損をしている。
それを変えるだけで、ずいぶん聞いている人の印象は違うと思う。
だからそれは直した方がいい。」
とのこと。そして、解決策の例として一緒に考えたことでは、
「とりあえず即効性のある心がけとしては、主語に「俺の場合は**だから~」を入れたり、「こんな例やこんな例があると思うけど、今回は○○な理由で△△を取り上げると、・・・やんか?」という風にするだけで、主張している事は一緒でも、全然受け入れられ方が違うだろうし。」
つまり、話を聞く主体を、相手に持っていくことができていなかったんだと思う。
「論理的な正しさ」じゃなくって、それを相手に話す場合には、相手がどう受け入れるのか?という、アウトプットの前に一つのプロセスを挟む必要がある。
相手への提案が最終的な成果になる仕事を選ぶ以上、こうした能力は磨いて行きたいと思う。
この指摘、すっごくクリティカルだったんだよね・・・
思えば、さなるのインターン(別窓)(最初にGDについて欠点を指摘を受けた)
から始まったさまざまなGDの経験を経て、毎週のGDを通じてこうして指摘してくれる友達が現れ、また課題が明確になりつつある。
少しは成長できているのかな。
さなるのインターン(別窓)を見ると・・・
以下、ブログの引用分
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一方で「意見を主張する上で、論点からずれている所を主張してしまう」「やる気がぐわって出ている時と、そうでない時の差が激しくて、それまでまとめ役だっただけにチームのテンションを左右してしまった」など。
前者は、どこの部分を言っているのか未だに分からないんだけども、自分の中でこの点をみんなで論じたい、と考えている時にみんなに「これを議論しよう」というコンセンサスを取れてなかったんだと思う。
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と、「課題」が見えていない。
けど今回は、どういうところを直すべきか、という段階にまできたんだ。
数ヶ月のスパンで自分の課題を見つというところまできた。完璧には程遠いし時間もあまり無いけど、精一杯やるだけでしょー☆
そして、東京へはまたすぐ行く。
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余談だけど、この1週間で、OBの方一人と、仲の良い友達3人から、何の気無しの会話から「キミならやれるよ」的な激励の言葉をもらった。
彼らが直接の担当者じゃないにせよ、こうした応援はすごい励みになるんだ。
自分の志望業界を声を大にして言わない人もいるけど、僕は言うことにしてる。
それってあまりカッコ良くはないし、落ちたときにはカッコ悪いけど、そんなの気にしてたら、通じ会えなかった友達や、こういう言葉ももらえなかったかもしれないから。
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