面接を挑む前に確認しておくこと
具体的に言えば、業界、企業そして選考過程によって見られているポイントは違いますが、おおよそのポイントは同じです。
そのポイントは以下の3つです。
1. 会社の利益になる人物
2. ロジカルスピーキング(論理立てて話すことができている)
3. 他の人との差別化ができている
この3つです。では、早速紐解いていきます。
1. 会社の利益になる人物
まず一つ目のポイントは、会社の利益となる人物であるかどうかです。
当たり前ですが、就職すると会社からは給料が出ます。しかし、出している給料よりも稼げないようでは雇う意味がありません。
なので、自分は雇うと利益がでるということを表現することが大切です。
表現の方法として重要なのは、過去の成果を見せることです。
そして、過去の成果から会社にどう貢献できるかに繋げることにより、向こうもこいつが入ったら会社にメリットがあるかを想像しやすくなります。
2. ロジカルスピーキング(論理立てて話すことができている)
次に相手に伝える力です。あらゆる職種において、現状を正しく伝えたり、商品の魅力を伝えたりなどの伝える力は重要となります。
特に営業をやらせたい、新卒は営業をやれーという会社であれば、正しく正確に伝える力は必須になります。
その時に役に立つことが「ロジカルスピーキング」です。難しい言葉のようですが、要は論理的に話すことです。
構造を表すと以下の通りです。
Point→Evidence→Example/Explain
ポイント→理由・根拠→具体的事例・説明
こっちの方が圧倒的に相手に話が伝わりやすいです。
では、簡単な質問に対しての悪い例と良い例を見てみます。
質問:あなたの長所はなんですか?
悪い回答:
私は運動系のサークルで代表を務め、サークルの発展に尽力を尽くしました。所属当時はサークル員の数が少なく、士気も低く解散目前のサークルでした。
しかし、私がイベントなどを積極的に計画し、サークルの士気を高めることで、次年度の新入員の数を4倍にすることができました。よって私は組織を先導する力があります。
良い例:
私は組織を成長させる力があります。
この能力はサークルの代表を務め
1年間で新入部員の数を4倍にしたことで養われました。
サークルでは人数が減り
解散目前のサークルとなっていました。
この原因はサークル員の勧誘意欲の低さに
あると考えました。
その結果、サークルのイベントが少なく
サークルにコミットする機会がないことが原因だと判明しました。
イベントを積極的に開催した結果、
1年でメンバーを12人から50人に増やすことができました。
この経験から得た組織を成長させる力が私の長所です。
というような形です。
悪い例の方だと、何の話をしているのかがわからなくなり、相手にメリットが提示しにくくなります。
逆に良い例の方では、初めに何が長所かを明示しているために話の内容が入って来やすいはずです。
このようにロジカルスピーキングでは相手に話が理解されやすくなります。
もし、上記例では理解しにくい人がいれば、下記urlに図があるのでそちらを参考にしてください。
↓ ↓ ↓
東洋経済オンライン『まず「ロジカルスピーキング」から始めよう』
3. 他の人との差別化をする
最後に他の人との差別化です。実は面接ではこれが一番重要なことです。
面接の際に見られるポイントの比重についてはTwitterで述べているのでそちらを確認してください。
→https://twitter.com/sako_ryo/status/918372676812414977
面接の基本ですが、「この人が欲しい」と思われれば勝ちです。例えば自分の場合では、「理系なのに起業している代わり者」です。
以上の3点が面接の前に確認しておいて欲しいポイントです。
各々ここから選考が始まってくると思いますが、しっかり対策をすれば大丈夫です。頑張ってください!
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事へのトラックバックURL
https://ko3ptop.com/tb.php/192-ec92e26e