人材コンサルのグループディスカッション(秋、2回目のGD)対策・攻略
■人材コンサル 秋の2次GD選考会。
さすがに1次試験のグループディスカッションを勝ち抜いてきただけあるというか、明るく話しやすい6人が集まっていた。
最初に人生を三章に分けて自己紹介をする。
6人それぞれ個性的。
その場の空気が結構何でもありみたいな感じだったので、俺は蝶々に例えて「幼虫期」「さなぎ期」「蝶期」みたいな、今考えるとすごく寒いことを言おうかなと考えてたら、俺の前の男の人が使った。
そこで急遽
第一章:工作期
第二章:脱皮期
第三章:自己模索期
???
今にしては謎なネーミング。
話の内容はそこそこウケていたと思う。
人の話を聞いていて共感できるのは感情が動いたときの話。スポーツのほかに、恋愛の話をしていた人がいたけどそういうぶっちゃけは初対面とはいえ、こういう空気でしかできないだろうな。
それを許容する空気さえあれば大丈夫。
その後、グループワーク。
グループの7人で、後輩が以下の質問をしたときにどんな答えをするか考える。
「できるだけ早く、どこに行っても通用するビジネスパーソンになるにはどんな企業を選ぶべき?」
時間は20分。
3分個人で考えて、17分ディスカッション。
みんなそれぞれポイントを3つ出す。
書記は関学の子が担当してくれてたので普通にいるツッコミ役とまとめ役の間のような役をやる。
2つ3つ議論に貢献できること言ったと思う。
論理的な展開能力とコミュニケーション能力のどちらを見られているのかわからなかった。
後者をおろそかにするわけじゃないけど、P&Gの反省から前者にも注力した。
面接を担当してくれたのは女性の方。
よく注意していると、他に受けている企業を気にしていることとか、聞きたいポイントは実はほんの少しの部分なんだなということがわかる。
通るポイントとしては
①ハードワークでも笑顔を絶やさない、人当たりの良さ、対人能力
②同時にコンサルティングの際に人を説得できることのできる、論理性
外資コンサルのグループディスカッション
筆者は夏:GD敗退、秋:GD関東にて2回とも突破、面接で敗退です。
以下は秋の1回目のGDです。2回目のGDもあまりレベルに差はありませんでした。
■某外資コンサルのグループディスカッション
5人で面接官1人、30分。
お題:東京と大阪間の長距離バスの市場規模を見積もって、売り上げを1.5倍にするにはどうしたらいいか考えよ。
※これは僕のブログのどの例題にも言えることですが、自分でもペンを取って考えてみてくださいね!もちろん以下の答えは絶対的なものではありません。
●まず市場規模を見積もる
最初に5分考える時間をくれる。その後5人でディスカッション。全員で出た結論:
→バスの一週間に出発する本数を出して、単価をかける。
区分:1日あたりバス発着数、定員、価格、乗車率
平日:30本/日、40人/本、6000円/本、0.7
土日:40本/日、40人/本、7000円/本、1
平日500万円+土日1200万円=1700万円/週
→1年間50週のうち
普通の期間:38週
繁忙期:12週(収入2倍)
つまり62週分
→1700万円/週×62週/年=10億円/年
●次に売り上げを1.5倍に拡大する
高速バスの利用目的を観光利用とビジネス利用に分ける。
ターゲットを男性と女性に分ける。
すると高速バスの
男性の観光利用客数 :小
男性のビジネス利用客数:中
女性の観光利用客数 :小
女性のビジネス利用客数:小
一方で、大阪-東京間の移動者数は
男性の観光利用客数 :中
男性のビジネス利用客数:特大
女性の観光利用客数 :中
女性のビジネス利用客数:小
ということで、差が大きい男性のビジネス利用客数が大きなマーケット。
ここで高速バスの競合を自家用車、電車、飛行機と設定する。
提供できている便益は
便益 :安さ、発着頻度、快適さ、時間
自家車:? 、 ? 、 ○ 、×
電車 :△ 、 ○ 、 △ 、○
飛行機:× 、 × 、 △ 、◎
高バス:○ 、 △ 、 △ 、×
※以上で打ち切られた。以下は、「こういう結論を出せればもっと良かったな」と終了後思った感想。
所要時間はかえられない。発着頻度もバスの本数が限られており、繁忙期はこれ以上増やせない、また閑散期は本数を増やすと採算が取れないことから増やしにくいと考えられる。
そこで男性のビジネス利用客向けに、快適さを追及した高価格帯のバスを提案。
数量感を示せたらもっと良かったと思う。
■解説
5人でのGDですが、いかに頭のキレを見せられるかが重要なようでした。
こちらもどうぞ GD全体に言えるポイント
外資コンサルの面接
学生3人、社員2人で40分程度。
・自己紹介してください
・その学生時代力を入れていたことについて、具体的にどんなもの?
・その中での役割は?
・その経験から得たものってあると思うんだけど何?
・それがどうわが社で活きる?
・なぜそれを続けなかった?(なぜわが社を受けた?)
・何か質問ありますか?